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日本は“男女不平等”? 「5人の女性」が考える、これからの働きかた

インタビュー
あなたの「かなえたい」を応援するメディア、kanatta libraryは、女性が輝けるしくみとコミュニティを提供する「株式会社Kanatta」のキュレーションサイトです。
注目のイベント情報、SDGs・エシカルといったホットなテーマの最新情報など、あなたのゆめを「Kanatta」にする情報をお届けします。

 

ジェンダー・ギャップ指数は日本最低水準。男女の労働格差をなくすために、私たちができることを考えよう

「この国は、女性にとって発展途上国だ」
この言葉をご存知でしょうか?
2016年の夏に放映された、ビューティーディレクター(旧ポーラレディ)を募集するためのポーラのリクルート広告です。
TwitterやFacebookなどで瞬く間に拡散され、当時かなり話題になりました。

男女平等が叫ばれている一方で、「ジェンダー・ギャップ指数」は153か国中、日本は121位と過去最低。
※参考:男女平等指数、日本は過去最低の121位 政治参画遅れ: 日本経済新聞

今話題のSDGsの目標の一つでもある「ジェンダー平等」を解決するためにも、121位という数字は絶対目を背けてはいけない課題です。

 

男女平等が実現できていない日本の現状を解決する糸口は見つかるのか―
そんな不安を解決すべく、各界でご活躍されている女性5名をパネラーに迎えたイベントが Venture Café Tokyoにて開催されました!

 

女性のためのイベント「LIGHT UP NIPPON イノベーションラボ~WOMEN’S INNOVATIVE POWER」とは?


今回のイベントは、公務員や大手企業、起業家など、さまざまなフィールドで活躍する女性が、今の日本の現状や、これからの働きかたなどについて、女性ならではの視点でざっくばらんにトークするという内容のもの。

女性の活躍がメディアで取り上げられることが増えた一方で、女性の働きかたは今どうなっているのか? そして、この先どのような働きかたが重要なのか―

今の働きかた、これからの働きかたを考えさせられる、とても濃密な時間でした!

【イベント詳細】

開催日:2020年1月16日(木) 20:00~21:00
場所:虎ノ門ヒルズ2F(受付:虎ノ門ヒルズカフェ)
Toranomon Hills 2F
東京都港区虎ノ門一丁目23番1号
参加費用:無料

登壇者(敬称略):
・藤原由佳(EY新日本有限責任監査法人パートナー、公認会計士)
・小安美和(株式会社Will Lab(ウィルラボ)代表取締役、元日本経済新聞社、元リクルートジョブズ執行役員、内閣府男女共同参画推進連携会議有識者議員)
・田中優子(クラウドワークス取締役、スペースマーケット社外監査役、元トヨタ自動車、元ATカーニー)
・平田祐子(中野区役所CIO補佐官)
・井口恵(株式会社Kanatta代表取締役社長、一般社団法人スタートアップレディ協会理事、元有限責任あずさ監査法人、元LVMHモエヘネシー・ルイヴィトン・ジャパン)モデレーター
※出典:LIGHT UP NIPPON イノベーションラボ~WOMEN’S INNOVATIVE POWER~ Featured 16 Jan @ 08:00 pm

今回は、登壇した5名の方々の考えや大事にしていることなどをご紹介します。

 

「女性経営者しかできないことを支援したい!」藤原由佳さん


(藤原由佳さん:写真中央)
EY新日本有限責任監査法人で働く藤原さん。
日中18時まで会計士の仕事をするかたわらで、女性経営者の支援もされています。

藤原さんが特に注力されているのが、女性経営者しかできないことを支援すること。
女性経営者が圧倒的に少ない状況でも、大いに活躍できることが、藤原さんにとっての理想だそうです。

また、藤原さんは以下4つの点が必要だとおっしゃっています。

  1. 時間
  2. 場所
  3. 言いたいことを言うこと
  4. 合理主義

時間や場所に制約されない働きかた(時短、在宅勤務など)を選ぶことや、自分の考えをきちんと述べること、そして、時代の流れに合った働きかた(合理性)を考えていくことが、働きやすい環境へ繋がるとのこと。

男性側が考えるのはもちろん、女性も自分の意見をハッキリ主張する勇気が必要なのかもしれませんね。

▼藤原由佳さんプロフィール
藤原由佳 新日本有限責任監査法人
▼藤原由佳さんが在籍するEY新日本有限責任監査法人の公式サイト
EY新日本有限責任監査法人

 

「女性×働く」の課題解決をめざす小安美和さん


(小安美和さん:写真右)
日本経済新聞社やリクルートで就業した経験があり、現在は株式会社Will Lab(ウィルラボ)の代表取締役をされています。

女性の就業・起業支援をされており、「どうしたら日本社会が良き方向に変わっていくのか?」を常に考えている女性経営者です。

リクルート時代では、執行役員、部長クラスまでは男女差を感じたことはなかったものの、執行役員になったとたん、女性の数が減り、マイノリティとしての難しさを感じる経験もあったそうです。

日本では未だ、女性の5割が第一子妊娠出産で離職をしています。
出産や育児をしながら働く意欲がある女性が働ける社会を作るためには、時間も空間もフレキシブルに働けるような働きかたの多様化が一番の肝になってくるのではないかと思います。

▼小安美和さんプロフィール
小安美和|プロフィール|株式会社Will Lab(ウィルラボ)
▼株式会社Will Lab(ウィルラボ)
Willをカタチに|株式会社Will Lab(ウィルラボ)

 

「新しい働きかたを実現する」田中優子さん


(田中優子さん:写真中央)
3人目は、クラウドワークス執行役員の田中優子さん。
大手自動車メーカーで働いたり、コンサルタント業務をしたりと、さまざまな経験をされています。

現在、ユーザーの半分は女性で、プラットフォームをつなぐことによって、リモートワークでの業務を実現しています。
タイムカードがないので、オンライン上で勤怠を行っているそうです。
実際働いているかどうかは、アウトプットで評価するとのこと。
かなり合理的で、働きかたに柔軟な対応ができそうですね。

男女不平等を感じてしまう職場について、田中さんは
「その会社を辞めてしまえば良いのでは?」
と考えるそうです。
理由は、大きな企業ほど、カルチャー(文化)は良い面も悪い面も変わらないため。
カルチャーを変えるための働きかけをするエネルギーを、目の前に対する危機にあてるほうが大事だからだそうです。

新しい働きかたを実現できる組織にするための努力はもちろん、環境そのものを変える勇気をもつことも大切なのかもしれませんね。

▼田中優子さんプロフィール(役員紹介)
役員紹介 | 株式会社クラウドワークス
▼株式会社クラウドワークス
クラウドソーシングは日本最大級の「クラウドワークス」

 

男性と女性の違いを知り、より円滑な働きかたを!平田祐子さん


(平田祐子さん:写真中央)
4人目は、中野区役所で課長職を務める平田祐子さん。
体育会系の色や、男性社会の風潮が未だに強い傾向にある公務員ですが、やはり管理職以上の女性は極端に少ないそうです。
女性が管理職をめざすには、男性化(残業を多くするなど)して働く必要があるといわれている中で、課長職を手にした平田さんはかなりの努力家だとわかりますね!

現在の職場では、男性にも権利として出産支援休暇や育休はありますが、実際に育休を取る人は少ないそうです。

また、男性の性質に関して
「競争心や上昇志向が強いため、競い合っているうちは良いが、逆のことが起きるといがみ合う傾向がある」
とおっしゃっていました。

「俺はこう思っているのに、なんであいつは…」
といった思考です。

そんなとき、女性は会話でコミュニケーションを取り、言葉によって解決を図る傾向があるそうです。
男性と女性の違いを良く知り、互いの長所を活かしあうことで、仕事が円滑に進みやすくなるかもしれませんね。

▼平田祐子さんのプロフィール
平田祐子 中野区役所 | Eight プロフィール

 

「女性が働きやすい職場を!」井口恵


(井口恵:写真左)
最後にご紹介するのは、株式会社Kanattaの代表取締役社長であり、今回ハンドリングを担当していた井口恵です。

ドローンの魅力を発信する女性のチーム、ドローンジョプラスや、女性を応援するクラウドファンディングkanatta、SDGsをテーマとした女子会kanatta salonなど、幅広く企画・運営しています。
株式会社Kanattaではオフィスを設置せず、週に2回会議を行うために集まる以外、それぞれが好きな場所で働くという形態を取っており、これからの時代に合わせた柔軟な働きかたを意識しています。

ゴールドマン・サックスのレポートによると、女性が働きやすい職場は男性も働きやすい職場になり、離職率が低いという調査結果が出ているそうです。
より働きやすい職場環境をつくるためにも、女性が働きやすい環境を考えてみると良いかもしれませんね。

▼株式会社Kanatta
株式会社Kanatta-コーポレートサイト
▼kanattaサービス一覧
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さいごに


いかがでしたか?
女性が抱える悩みも、実際に話を聞くことでよりクリアになるのではないかと思います。
女性は自分の意見をしっかり話す勇気をもち、男性は理解に努めるなど、女性も男性もきちんと問題と向き合う姿勢が大切です。

これからは特に、超高齢化社会に入ることで女性の働くチャンスもどんどん増えてくる時代。
どうすれば、女性も男性も働きやすい職場環境をつくることができるのか―
ジェンダー平等という、国際規模のテーマの課題解決のためにも、男女の労働格差について、一緒に考えていきましょう。

 

株式会社Kanattaはジェンダー平等の実現に貢献します

女性がより輝ける社会を実現したい―

そんな想いで、株式会社KanattaはSDGsの
「目標5:ジェンダーの平等を達成し、すべての女性と女児のエンパワーメントを図る」
の実現に貢献すべく、女性のためのコミュニティを運営しています。

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