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【素材で選ぶ】おしゃれで環境に優しいスマホケース3選!

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おしゃれで環境にも良いスマホケースは使っていますか

最近、スマホケースを買い換えようと思い、インターネットで探し回っていたところ、
「エコなスマホケース」というものを見つけました。

気になって調べてみると、
どうやら土に還る「生分解性」のケースだそうで、
通常のプラスチックケースと違って環境にやさしいとのことです。

スマホがモデルチェンジする度に買い換えないといけないケースは、プラスチック製だとゴミとなって環境に悪影響を及ぼしてしまいます。
土に還るケースを使えば、いらなくなってもゴミになる心配はありません。

「でも、スマホケースは見た目も大事…」

ということで、今回はおしゃれさんも使いたくなる、環境にやさしいスマホケースブランドを3つご紹介します!
 

これだけは押さえておこう!プラスチック問題

 

 

普段見かけるスマホケースは、プラスチックでできていることが多いですよね。

プラスチックは軽くて丈夫な素材であることから、スマホケースを含むあらゆる商品に使われていますが、実は廃棄されたプラスチックはとても環境に悪いんです。

例えば、私たちが何気なく使っているペットボトルは、自然分解されるのに400年かかると言われています。

そんなプラスチックが今、海に大量に流されていて、分解されないまま海洋汚染や生態系破壊を引き起こしているんです。1年間で約800万トンもの量が世界中の海に流出していると言われています。

(参照:gooddoWWF

 

 

海に流れ込んだプラスチックは、付着している有害物質で海を汚してしまったり、漁獲用の網に絡まったりしてしまいます。

プラスチックが細かく分解された粒子を「マイクロプラスチック」と言いますが、このマイクロプラスチックは海に広く分布していて、それを生き物が飲み込んでしまうと、消化されないまま体内に蓄積して、死んでしまうことがあります。

プラスチックが体内に残っている魚を食べることで、私たちの体の中にも入り込んでしまうことがあります。
 

このように、プラスチックのゴミ問題はかなり深刻な状況と言えます。

これを踏まえて、「環境に優しいスマホケース」とはどのようなものがあるんでしょうか?

ポイントになるのは、スマホケースの「素材」です。
 

「環境に優しいスマホケース」ってどんな素材があるの?

では、環境にやさしい素材とはいったい何でしょう?

ここでは、土に還るスマホケースに使用されている素材の代表的なものをを3つご紹介します。

 

 

1.竹

日本人にとっては昔からなじみのある素材、「竹」。近年はエコな素材として注目されており、竹でできたエシカル製品が多く登場しています。

竹のやわらかい触り心地や抗菌作用は、毎日何度も手にするスマホケースにぴったり。
また、竹は成長スピードが速いので、地球温暖化を引き起こす二酸化炭素を効率よく吸収してくれるそうです。

(参照:IOTiMES

 

 

2.麦

エコなスマホケースの素材でよく見かけるのが、「麦」。焼却・廃棄される予定の麦わらを使ったケースなど、こちらも土に還るスマホケース素材です!

プラスチックの強度とシリコンの柔軟性を併せ持つTPU(熱可塑性ポリウレタン)素材に、麦わらを組み込んだエコなものもあります。

(参照:IOTiMES

 

 

3.亜麻

その強靭さから、洋服やシーツなどによく使われるナチュラル繊維、「亜麻」。
廃棄されるはずだった亜麻のわらを使ったバイオプラスチック素材のスマホケースも登場しています!

(参照:STYLE STORE
 

このように、今では様々な環境にやさしい素材がスマホケースに使われるようになりました。

ここからは、おしゃれさん必見の環境にやさしいスマホケースを3つご紹介していきます。

身近なものから「エコ」を取り入れて、おしゃれにエシカル消費を実践しましょう!

エシカル消費についてはこちらをチェック
 

見た目もおしゃれ!おすすめスマホケース3選

1.Pela Case(ペラケース)

 

(出典:Pela Case公式サイト
 

世界初の100%土に還るエコなスマホケース、Pela Case(ペラケース)。カナダ発のエシカルなブランドとして、今では世界中で知られるようになりました。みなさんの中にも使っている方がいるのではないでしょうか?

Pela Caseは、亜麻のわらと堆肥化可能なバイオプラスチックでできた独自開発の素材「Flaxstic」から作られています。
いらなくなったケースは、コンポストに入れるだけで自然に分解され、プラスチックゴミが発生しないので、とってもエシカルなんです!

また、素材が100%土に還るだけではありません。

Flaxsticの製品は各国の基準に則した安全性が保証されているだけでなく、亜麻の特性による高い耐久性も兼ね備えている。また、Flaxsticの製造過程で消費するエネルギーは、一般的なプラスチックポリマーの場合の約半分で、排出する温室効果ガスも最大60%抑えられる

(出典:IDEAS FOR GOOD

 

(出典:Pela Case公式サイト
 

Pela Caseの魅力は、何といってもデザイン性の高さ。
様々なスマホ会社とサイズに対応していて、色もデザインも豊富なケースが揃っています!

自分の好みに合ったおしゃれなエコスマホケースが手に入れられますね。

 

(出典:ELEMINIST
 

ケースだけでなく、アップルのワイヤレスイヤホン「Airpods(エアーポッズ)」の専用ケースや、腕時計型のウェアラブル端末「Smart Watch(スマートウォッチ)」のリストバンドも販売しています。もちろん、すべて土に還るエシカルな素材でできています。

さらに、売り上げの1%を環境保護に取り組む非営利団体に寄付しており、魅力だらけのエシカルブランドなんです!

Pela Caseオンラインストアで、ぜひお気に入りのデザインを見つけてくださいね。

(参照:ELEMINISTPela Case公式サイト

 

2.CASETiFY(ケースティファイ)

 

(出典:ELLE
 

自由にカスタマイズできるモダンなデザインのスマホケースが人気を集めている、LA発のブランド「CASETiFY(ケースティファイ)」。

実は今年5月、世界初カスタマイズできるサスティナブルなスマホケースコレクション「CASETiFY CONSCiOUS(ケースティファイ・コンシャス)」が発売されたんです!

竹、バイオポリマー、デンプンを独自配合した素材を使用していて、100%土に還る、環境にやさしいスマホケースとなっています。
堆肥可能なケースを購入するたびに、環境市民団体「アースデイ・ネットワーク」のプロジェクトを通して木が1本植えられるとのことです。

 

(出典:precious.jp
 

全6色揃えられているケースは、シックでモダンなおしゃれさが魅力的。

従来のCASETiFYケースと同様、自分の名前や好きなスローガンなど、自由に文字とフォントを決めてカスタマイズできるので、自分だけのオリジナルなスマホケースに仕上がります!

唯一無二のデザインのスマホケースを楽しんじゃいましょう♪

(参照:CASETiFY公式サイトELLEPrecious.jp
 

3.tidal green

 

(出典:KMLAB公式サイト
 

環境と社会にやさしい製品の開発を行っている「KMLAB」のエコな日本発のブランド、「tidal green(タイダル・グリーン)」の土に還るスマホケースは、シンプルなデザインと色がおしゃれでイマドキ。

素材は80%が小麦の繊維、20%がTPU(熱可塑性ポリウレタン)でできており、100%堆肥化可能なケースとなっています。

また、社会活動家やローカルなアーティストとコラボしたデザインも出ています!
最新のデザイン「~ever straight~(エバ―・ストレート)」を購入すると、海洋プラスチック問題に取り組むNPO「UMINARI」に利益の一部が寄付されるそうです。

エコなスマホケースを買うだけで社会貢献ができるなんて、良いこと尽くしですね。

 

(筆者撮影)
 

筆者もtidal greenのスマホケースを使っています!
シリコンのようなさらさらした手触りと波のデザインが気に入っているので、ぜひオンラインストアをチェックしてみてください!

(参照:KMLAB公式サイトtidal green公式インスタグラム
 

エシカルなケースでプラスチックを削減!

おしゃれで環境にやさしいスマホケース、いかがでしたか?
今までは主流だったプラスチック以外にも、土に還る素材などでできた様々なスマホケースが登場していて、選び放題なのがうれしいですね。

毎日使っているものを少し変えるだけで、私たちも環境保護に貢献できます。

手元から、おしゃれにエシカルを実践しましょう!

 
———
ライター:国際基督教大学 遠藤理愛

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