【国際ガールズデー開催】 ジェンダー平等のために、私たちはなにができるの?イベントレポート
#男女共同参画ってなんですかとの初コラボイベントを実施致しました
国際ガールズデーである10月11日、#男女共同参画ってなんですか代表の櫻井彩乃さんと株式会社Kanatta代表取締役社長井口恵とのコラボイベント「ジェンダー平等のために、私たちはなにができるの?」を実施致しました。
本日はこちらのイベントの内容をご紹介していきます!
創業80年を超える銀座の老舗「トリコロール」で朝活
今回は創業80年の歴史を持つ銀座の老舗「トリコロール本店」をお借りして開催しました。
普段2階部分は午前中は閉まっていますが、今回はそちらのスペースを特別にご提供していただきました!
なお、以前は1階は喫茶店で、2階はレストランだったそうです。
外観だけでなく、インテリアもおしゃれで、創業当時から変わらないヨーロピアンな空間で贅沢な時間を過ごすことができます。
そしてなんといっても一番の特徴は本格的なコーヒー。1936年の創業以来、ネルを使ったハンドドリップで香り高いコーヒーを提供されています。
また、最近SNSなどで話題になっているのがアイスカフェオレ。注文すると店員さんが目の前でコーヒーとミルクを高い位置から注ぐパフォーマンスを見せてくださいます!
こちらはコーヒーとミルクのバランスをお客様のお好みに合わせて入れているため、
そのバランスによって入れる高さも変わるそうです。
そんな圧巻のパフォーマンスを実演していただき、会がスタートしました。
「#男女共同参画ってなんですか」の櫻井彩乃さんの想い
Kanatta井口恵の挨拶のあとに、櫻井彩乃さんより「#男女共同参画ってなんですか」の活動実績についての共有がありました。
櫻井彩乃さんは日本の若年女性のエンパワーメントを目的としたTorch for Girls代表、世代(10代~80代)を超えたアクションを目的としたCouleur代表を務められています。
高校2年生の時に「女は黙ってろ」と同級生に言われたことがきっかけで、ジェンダー平等のために生きると決め、 大学在学中には国連女性の地位委員会 (CSW) や JICA のプロジェクト(ラオス)にも参加されました。
東京都葛飾区男女平等推進審議会委員、葛飾区女性のための防災対策等検討委員会委員を務めており、 現在は、#男女共同参画ってなんですか代表として第5次男女共同参画基本計画にユースの声を反映する活動を行なっています。
#男女共同参画ってなんですかとは
2021年~2025年の5年間のジェンダー平等に関する第5次男女共同参画基本計画に30歳以下(U30)のユースの声を届け、反映しようというプロジェクトです。
活動開始からわずか1ヶ月余りで集まったU30の声は1,000を超え、SNSのフォロワーは1,900人に登りました。2020年9月には集まった意見を橋本聖子大臣に提出しています。
U30の声を集めることが、5年後の日本で私たちが自分らしく生きていけることに繋がると櫻井さんはおっしゃっています。
今回あがった内容をしっかりと伝えるためにも、内容を検討するだけでなく、しっかり実行しなければならない。そのためにも意見を出し合ってアクションに着地する会にしたいという想いを話されました。
教育とキャリアに関してディスカッション
参加者の自己紹介のあとは、ジェンダー平等の実現のために私たちができることをテーマに、「教育」と「キャリア」に分かれ、ディスカッションを行いました。
社会人から、ジェンダー平等に興味のある中学生まで、30歳以下のユースが様々な想いと共に参加していました。
教育とキャリアをテーマに今感じている課題、そしてその課題を解決するためにできる具体的なアクションについて意見を出し合いました。
課題としてたくさんあがりましたが、その一部としては
・学校で性教育は学ぶが人権教育は学ぶ機会がない。
・親世代と現代でのジェンダー平等に対するギャップがある。
・アンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)が存在する。
・社会人になるとランチの時間が短く、早く食べてすぐ仕事に戻る男性の上司のペースに合わせることが当たり前になってる。
・夜の飲み会が仕事とセットになっている。
・大学では男女平等だが、社会人になると平等でなくなる。
などがあがりました。
これらの課題を解決するために
・学校以外の学ぶ場のプラットフォームを開設すること。
・普段感じているモヤモヤを発信する場を作ること。
・長期的なプランとして、キャリアアップして自分がロールモデルになること。
などがあがりました。
お互いの思っている考えをしっかり話し、アクションベースまで落とした後、最後はみんなで写真撮影をしてこの会は終了となりました。
さいごに
今回のイベントに参加して、教育やキャリアの中にある当たり前の日常に、実はジェンダー平等に関する課題がたくさん潜んでいることに気づきました。
SDGsやジェンダー平等という言葉は広がりつつありますが、一人ひとりの考え方の変化や具体的なアクションが対策や施策に繋がるんだと思える良い時間でした。
Kanattaでは、今後も女性の社会進出を応援する
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