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今話題の食品ロスを減らすために、身近で私たちができること!

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日常生活のちょっとした配慮で食品ロスは削減できます!

 

SDGsに取り組む企業が増え、食品ロスに対する取り組みを行うところも耳にすることがあります。
コロナウイルスの感染拡大を受けて、牛乳を無料配布し、食品ロスを削減した企業もあるようです。
ひと昔前に「MOTTAINAI」という言葉を世界に広めようと活動をしていた方もいるくらい食品ロスに対する意識は高まっているように感じます。

「何か自分にも役に立てることはないかしら?」と考える方もいらっしゃるのではないでしょうか?

今回は、この食品ロスについて私たちができる身近なことに焦点を当てていきます。

なぜ、食品ロスを減らす必要があるの?

普段から「もったいない」と思うことがあると思います。
では、なぜ食品ロスを減らす必要があるか考えたことはあるでしょうか?

消費者庁から出ている記事を参考にしながら一緒にみていきましょう!

日本では、年間2,759万トン(※)の食品廃棄物等が出されています。このうち、まだ食べられるのに廃棄される食品、いわゆる「食品ロス」は643万トン(※)。
これは、世界中で飢餓に苦しむ人々に向けた世界の食糧援助量(平成29年で年間約380万トン)の1.7倍に相当します。
また、食品ロスを国民一人当たりに換算すると”お茶腕約1杯分(約139g)の食べもの”が毎日捨てられていることになるのです。

引用元:https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_policy/information/food_loss/education/

食料援助量に比べ、食べられるけれど廃棄される食品の量がまだまだ多いことが分かります。
「廃棄されるであろう食品」が「飢餓に苦しむ人々」に援助されているわけではないものの、苦しんでいる人がいるのに食べられる食品を自分たちが捨てていると考えるとあまり気持ちのいいものではありませんよね。
日本全体で考えると日本国民がお茶碗一杯分を「毎日」捨てているとなると「もったいない」と思いますよね。
食事に困っていないからこそ、飢餓に苦しむ人のためにも「食」を大事にし、食品ロスに取り組んで行く必要があると言えます。
そこから救える命も増えるかもしれません。

食品ロスが増える原因とは?

そもそも食品ロスが増える原因とはなんでしょうか?

消費者庁での見解は
“食品産業では、平成24年4月から食品廃棄物の発生抑制の重要性が高い業種について、環境省及び農林水産省が食品リサイクル法に基づく「発生抑制の目標値」を設定し、食品ロスの削減の推進を図っているところですが、そもそも食品ロスを発生させる要因の一つとして、消費者の過度な鮮度志向があるのではないかといわれています。”

引用元:https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_policy/information/food_loss/education/

消費者の鮮度志向からくる食品ロスがあるとのことです。
実際に食品などを買い物に行くとき「賞味期限」「消費期限」を気にしたり、痛んでいないかや変色していないかをみるかと思います。

売り手もクレームにならないように保障できる期限設定を行うため、実際は食べることが可能な食品でも廃棄してしまうそうです。

日常生活で私たちが気を付けるべきこととは?

では、私たちが日常生活で気を付けるべきことを考えていきたいと思います。

日常生活では主に
「食品を調理すらしないまま捨ててしまうこと」
「食べ残し」
「食べられる部分まで捨ててしまうこと」
で食品ロスが発生してしまうそうです。

買いすぎて腐らせてしまったり、作りすぎて食べられない分を捨ててしまったり、野菜の皮や葉っぱを食べられるのに捨ててしまったりということがあると思います。

「調理すらしないまま捨ててしまうこと」「食べ残し」についてはすぐにでも取りかかれます。
買い物をする前に「冷蔵庫を確認すこと」や料理を「作りすぎないこと」を特に意識すると良いかもしれません。

料理をするときに保存しやすいものを作ったり、こまめに冷蔵庫に食品が残っていないかをチェックしたりすることもオススメです。

「食べられる部分があるのに捨ててしまう」に関しては、調理に対する知識や技術も必要にはなりますが、気になる方は調べてみると面白いかもしれませんね。

気軽にできる食品ロス対策「サルベージ・パーティー」

食品ロスを楽しみながら解決できるパーティーがあるようです。
それが、「サルベージ・パーティー」

どういうものかというと食品ロスになりそうな食品や調味料、加工品を持ち寄り、それらを使って料理をし、皆で楽しみながらいただくというものだそうです。

どうしても、余った食品はそれだけで料理にはしづらいことがありますよね。
それを持ち寄ることでお互いにムダにならないようできるんです!

レクリエーションみたいに皆で食材を持ち寄って料理を作り、談笑しながら食べるってワクワクします。

 まとめ

身近なところからでも食品ロスを減らすことができそうですね。

何気なく捨てている食品や食べ残しがあると思います。
ただ、食べることすら困っている人たちがいることを考えるともっとできることがあるかもしれませんね。
それは、「買い物をするときに買いすぎないようにすること」や「食べられる量の料理を作ること」など様々です。

一人でやりづらいときは、周りを巻き込み食品を持ち寄って「サルベージ・パーティー」をやっても楽しいと思います。

「冷蔵庫の確認」といったちょっとした日々の習慣や意識、行動が食品ロスの削減につながります。
興味のある方はぜひ実践してみてください。

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