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ゴミの出ない買い物を。京都のゼロウェイストスーパー「斗々屋(ととや)」

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「美味しい物を売るのはあたりまえ」企業の強い思いが詰まったお店

 

「斗々屋(ととや)」は2021年6月に京都にオープンした、個包装なしの量り売り、ゴミもフードロスも出さないゼロウェイストスーパーです。

 

企業理念は「持続可能なスパイラルで豊かさの価値を変えてゆく。」
私たちが住む場所である地球を守るために、意識し続けることが大切な価値観ですね。

 

そんな地球に優しい「斗々屋(ととや)」の取り組みと、普段の買い物で工夫できる事を紹介します!

 

商品はすべて「オーガニック」「フェアトレード」「ゼロウェイスト」

 

 

斗々屋(ととや)」の商品はすべて「オーガニック」「フェアトレード」「ゼロウェイスト」の3つを基準としています。

 

まずは「オーガニック」。農薬や化学肥料に頼らない農業を心から応援したいという思いから、必ずしも「有機JAS認定の取得」の取引の条件にはしていません。
※有機JAS認定の取得とは→禁止された農薬や化学肥料を使用していないかなどの規格が認証されると有機JASマークを商品に貼ることが出来る

 

そして「フェアトレード」。開発途上国が抱える深刻な問題に児童労働があり、日常的に口にしているチョコレートやバナナ、コーヒーなど嗜好品の多くが、その温床になっています。

 

そのため、「斗々屋(ととや)」では開発途上国で生産された農産物に関しては、フェアトレードを重視しているんだそう。

 

最後に「ゼロウェイト」は、ゴミをゼロにし、個包装なしの取引をする事。環境に配慮したライフスタイルを、社会に提案して行く為の取り組みなのだそうです。

 

引用
斗々屋のこだわり – 株式会社斗々屋

 

お買い物はタッパー持参でも、デポジットでも

 

 

量り売りの1番のメリットは、必要なものを必要な分だけ買うスタイルではないでしょうか。

 

過剰に買わない事で、食品ロスやパッケージごみも減らすことが出来ますよね!

 

お家から持参したタッパーや容器は、入り口付近にある専用の電子はかりに乗せると、重量が記録されたシール形式のタグが発行され、そのまま計量で出来ます。

 

さらに、預かり金方式のリターナブル容器も揃えていて、次回来店時に持参すると預かり金が返金されるデポジット制も取り入れています。

 

日常生活で工夫できることってなんだろう

 

 

私たちの日常生活の一部である買い物。買い物をする上で、環境に配慮するために工夫できる事はなんでしょうか。

 

まずは食料の選び方から見直してみるといいかもしれません。

 

食料が運ばれてきた距離のことを「フードマイレージ」と言います。輸送時に出るCO2から食材ごとのCO2排出量を計測し、食べることとCO2排出の繋がりをわかりやすく表しています。

 

国内で作られた物や、地元で生産された食物を積極的に購入することが、CO2排出量の削減に繋がります。

 

さらに、賞味期限と消費期限を知ることも大切です。賞味期限はおいしく食べられる期間、消費期限は食べても安全な期間です。
賞味期限が過ぎてしまっても食べれないわけでは決してありません。

 

そして、過剰包装も断ってみてはいかがでしょうか。野菜や形が崩れやすい物を包むビニール、ついつい貰ってしまうストローやカトラリー。マイバッグを持参する時にビニールの代わりになる紙袋や、もう一つマイバッグを持って行ってみてください。

 

最後に必要なものだけを購入する買い物をする事が一番大切です。「安いから」「家にあるか曖昧だから一応」という理由で購入を決めていないでしょうか?
メモに書き出したり、必要な分だけのお金しか持って行かないなど、工夫できる事はたくさんあります。

 

知っておくだけで、無駄な買い物やフードロスが減るのではないでしょうか。

 

お店情報
<住所>
京都府京都市上京区河原町通丸太町上る出水町252番地大澤事務所ビル1F
<営業時間>
スーパーマーケット 11:00~19:00
レストラン 18:00~23:00
定休日 水曜日

 

まとめ

 

 

生きるためには必要不可欠な食事。その食事は、私たちが私たちの手で買い、作ることができます。

 

つまり、上手に買い物をして、無駄が出ないような料理をすれば、環境に配慮が出来ます。私たち自身の手でどうにかできる問題なのです。

 

日々の意識を少し変えるだけで、持続可能な未来が続くという事を、頭の片隅に置いてお買い物を楽しんでみてください!

 
———
ライター:大妻女子大学 吉田伊南

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