日常生活からエシカルに！生活に潜むマイクロプラスチックとは？
生活に潜むマイクロプラスチックが与える影響とは
わたしたちの日々の生活で使っているものが、実は海を汚しているということをご存知でしょうか？！
その一つがマイクロプラスチック問題です。
プラスチックは作られたら最後、劣化などで細かくはなるものの、分解されずに海流に乗って半永久的に世界中に漂い続けます。
マイクロプラスチックは小さいため、魚などの海洋生物が食べ、巡り巡ってその魚をわたしたち人間が口にし、その結果人体にも悪影響を及ぼす可能性が高いのです。
決して他人事とは思えない問題ですよね！！
マイクロプラスチックには2種類あり、
歯磨き粉や洗顔料など、製品の原料としてマイクロサイズで生成された一次プラスチックと、ペットボトルなどのプラスチックが自然環境に分解されて出来た二次マイクロプラスチックです。
今回は一次プラスチックについて注目し、マイクロプラスチックと海洋汚染について詳しく見ていきましょう！
参考：マイクロプラスチック問題とは？人体への影響は？原因と対策も解説 | スマートでんきコラム
海洋汚染とマイクロプラスチック問題
マイクロプラスチックとは、名前の通り極小サイズ、大きさが5mm以下のプラスチックのことです。
なかでも今回取り上げる一次プラスチックは、日常生活に欠かせない生活用品にも含まれています。
主に家庭の排水溝などから下水処理を通り海へと流れ出ますが、あまりにも小さいため回収は困難です。
これらは、細かくなっても自然分解することはなく、数百年間以上もの間、自然界に残り続けると考えられています
特に日本近海のマイクロプラスチック濃度は世界平均の27倍になっており、厳しい状況となっています。
さらにマイクロプラスチックは海洋生物、人体にも影響が広がっています。
海洋生物はマイクロプラスチックをエサと間違えて食べてしまうことがあります。
それらが体内に溜まって内臓が詰まってしまい、死んでしまうこともあります。
そのような化学物質に汚染された魚が食卓に出ている可能性も高く、食べると間接的にわたしたちの体内にも化学物質が入ってしまうことになります。
マイクロプラスチックによる人体への影響はハッキリと解明されていませんが、がんの発生や代謝性疾患の発症を引き起こす可能性のある化学物質が検出されています。
実は身近にも！生活に潜むマイクロプラスチック
では日々の生活の中でどういったものにマイクロプラスチックが含まれているのか見ていこうと思います。
・歯磨き粉：研磨剤として歯の汚れを取り除いてくれるツブツブ入りの歯磨き粉にはマイクロビーズというマイクロプラスチックが含まれている可能性があります。
・ボディソープ：肌の古い角質を取り除いてくれるスクラブ剤と呼ばれるマイクロビーズが含まれていることがあります。
・洗顔料：肌の汚れを落とす目的でスクラブ剤が使われている場合があります。
参考：エシカルな暮らし｜SDGs & サステナブル (@ethical_life_official)
ひとつの選択をエシカルに
日常生活に欠かせないものにもマイクロプラスチックが含まれている可能性が高いことがわかりましたが、それを使わない！ということはなかなか難しいですよね。
ですが、安心してください！
最近ではプラスチックフリーな製品も増えているんです♪
ここでは５つの製品をピックアップしました！
- スペアミント（Davids）
- ナチュラルゴールソープリキッド(sonett）
- 月桃クリアソープ（RUHAKU）
- 食器用洗剤（ecover）
- ママバター UVバリア リップスティック（MAMA BUTTER）
1.スペアミント（Davids）
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出典：Davids Natural Toothpaste (@davidsnaturaltoothpaste.jp)
爽やかなミントフレーバー。やさしい清涼感に、スペアミントならではの甘みと香りが特徴です。
販売価格：1,980円(税込)
天然由来成分のみで作られているため、マイクロプラスチックのような化学成分は含まれていません。
リサイクル可能で天然のミントフレーバーを損なわない金属製チューブ使用
参考：ホワイトニングトゥースペースト（スペアミント）｜Davids（ナチュラルオーラルケアブランド）｜オフィシャルサイト
2.ナチュラルゴールソープリキッド（sonett）
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出典：omochabako (@omochabako.official)
ドイツでは古くから使われている、牛の胆汁石鹸。
配合されている牛の胆汁に含まれる酵素の働きによって、血液や油をはじめ、さまざまなしみが落ちる優れもの。
販売価格：1,000円(税抜)
ソネットの製品は環境や人に害を及ぼすような、いかなる原料も含んでいません。
3.月桃クリアソープ（RUHAKU）
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出典：琉白[𝗥𝗨𝗛𝗔𝗞𝗨/ルハク]国産オーガニックコスメ (@ruhaku_japan)
沖縄のクレイ「クチャ」が汚れを吸着し肌をさっぱりクリアに洗い上げる、オーガニック認証取得の枠練り洗顔石けん。
販売価格：2200円(税込)
“世界に通用するオーガニック認定 エコサートを取得”
ECOCERT認証とは世界基準を満たしたオーガニック製品の称号です。
その厳しい認定基準の1つにプラスチックの元である石油由来原料の使用を一切禁止しています。
参考：エコサート |沖縄オーガニックコスメ琉白（るはく・ルハク）
4.食器用洗剤（ecover）
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出典：Ecover(エコベール) (@ecover.japan)
ほんのり甘いザクロの香りが広がる食器用洗剤。植物由来の洗浄成分で手肌にやさしく、泡切れが良いので洗い物もラクラク！
販売価格：438円(税込)
食器用洗剤のボトルは、100％再生プラスチックとなり、しかもリサイクル可能。
5.ママバター UVバリア リップスティック（MAMA BUTTER）
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出典：SINCERE GARDEN Original Cosme (@bxe_natural)
オーガニックシアバターを15%配合した、乾燥と紫外線から唇を守る日焼け止めリップクリーム。
販売価格：1,100円(税抜)
不使用成分 ×シリコーン ×パラベン ×合成香料 ×合成着色料 ×鉱物油 ×動物性原料
さいごに
いかがでしたか？
わたし自身もマイクロプラスチック問題を勉強してみて、身近な問題だと感じました。
すべてを変えるのは難しいですが、まずはどれか１つチャレンジしやすいものからエシカルな選択をしてみるのはいかがでしょうか？
他にもエシカルな商品、取り組みを知りたい方はぜひKanatta libraryの過去記事もご覧ください。
SDGs、エシカルについて、まずは知ることから始めたい方は、このkanatta libraryを、
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この記事をきっかけに、少しでも「株式会社Kanatta」に興味を持たれた方、活動してみたい方は是非チェックしてみてください。
