サスティナブルブランドは高い?無印良品からはじめる社会貢献
身近なところからサスティナブルに!
みなさん、こんにちは。
突然ですが、物を買う際にみなさんは何を意識して商品を買っていますか?
おそらく、この記事を見ていただいている方はサスティナブルやエシカルに関心のある方がほとんどのため、環境に優しい買い物をしたいと考えているのではないかと思います。
しかし、そのような環境に配慮した商品を買おうとしても「値段が高いのでなかなか手が出せない!」と思っている方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、おそらくみなさんにも身近なブランドである、無印良品のサスティナブルな商品や取り組みをご紹介したいと思います!
無印良品のサスティナブルに対する考え方
株式会社良品計画が1980年から展開している、無印良品。
低価格、そしてシンプルなデザインが特徴で、幅広い年代から人気を集めているブランドです。
そんな無印良品をブランドとして持つ良品計画は、サスティナビリティにも力を入れており、商品開発などの過程で環境に対する配慮もされています。
コーポレートサイトでも以下のような環境方針が掲げられ、廃棄などを削減し、環境に優しいものづくりを心がけていることがわかります。
環境方針
良品計画は、その商品やサービスを通して生活を簡素に美しく整えることにより、社会全体や地球人としての課題の解決を目指してきました。事業活動においても、自社とサプライチェーン全体であらゆる無駄をなくし、資源の有効活用、再資源化、省エネルギー、廃棄物の削減、環境汚染の予防に努め、持続可能なビジネスを構築します。
(引用:株式会社良品計画|サステナビリティ)
おすすめの環境に優しい商品をご紹介
ここからは無印良品に売られているサスティナブルな商品を一部ご紹介したいと思います!
どの商品も200~500円程度で買えるので、ぜひ参考にしてみてください。
1.不揃いホワイトチョコがけいちご
(出典:無印良品|不揃いホワイトチョコがけいちご)
無印良品の中でも人気のお菓子「不揃いホワイトチョコがけいちご」。
フリーズドライしたいちごを丸ごと使用し、チョコレートでコーティングされています。
この商品は、これまで粒の大きさの違いなどの理由で弾かれ廃棄されていたいちごを使用することで、食品ロスに貢献しています。
他にも「不揃いシリーズ」として、バウムクーヘンやワッフルなどもあるので、気になった方はぜひ見てみてください!
2.洗剤類
(出典: 無印良品|無印良品の洗剤)
無印良品の洗剤は、本当に必要な成分以外はすべて省き、無香料・無着色で、蛍光増白剤や漂白剤を使わずにつくられています。
そして、排水後は微生物によって分解されるため、肌にも環境にも優しい洗剤となっています。
衣類用や食品用、バス用など様々な種類があり、もちろん詰め替え用もあるので、ぜひ試してみてください!
3.自分で詰める水のボトル
(出典:無印良品 | 自分で詰める水のボトル)
自分で水を詰めて繰り返し使えるボトル。
このボトルには水は入っていませんが、無印良品の店舗などでいつでも無料で給水できます。
また、店舗やそれ以外の給水ポイントを探せる無料アプリもあり、どこで給水できるかすぐにわかります!
そして、不要になったボトルは店舗で回収しており、ペットボトルの廃棄等によるプラスチックごみの削減に貢献しています。
商品以外でも!無印良品のサスティナブルな取り組み
また、無印良品は商品以外でも様々なサスティナブルな取り組みを行なっており、今回は2つのサービスをご紹介します!
1.BRING(ブリング)
(出典: 株式会社良品計画 | BRING)
BRINGとは、不要になった衣料品等を回収し、バイオエタノールなどのエネルギーとして再生する取り組み。
日本では、不要となった衣料品が毎年、100万トン以上廃棄され、その9割が焼却されていると言います。
そこで、不要になった無印良品の衣料品やタオルなどを全国の店舗で回収し、燃料にすることで、服の大量廃棄の問題やエネルギー問題の解決に寄与しています。
また、このBRINGに参加した方にはMUJI passport 1,000マイルがプレゼントされ、回収に貢献した人にも嬉しい取り組みとなっています。
2.POOL(プール)
(出典:株式会社良品計画|POOL ためてつなげるものづくり)
最後に紹介するのが、POOLという取り組みです。
こちらは、良品計画の子会社で、「生活の探求、美意識のある暮らし」をコンセプトに、オリジナル家具などを販売するIDEE(イデー)というブランドとのコラボプロジェクトです。
生産過程で発生するハギレや端材、流通の過程で発生するキズ・汚れ等で販売できなくなった商品を、様々な企業やクリエーターの手により、新しい商品として販売しています。
商品はIDEEショップやIDEEの取り扱いがある全国の無印良品各店で購入ができます。
まとめ
いかがだったでしょうか?
無印良品のような身近なブランドが環境に配慮していることを知っていただくことで、少しでも社会貢献のハードルが下がれば嬉しいなと思います。
また、今回紹介しきれなかった商品や取り組みもたくさんあるので、気になった方はぜひ無印良品のホームページなどをチェックしてみてください!
———
ライター:慶應義塾大学 矢野りさ
SDGs、エシカルについて、まずは知ることから始めたい方は、このkanatta libraryを、
最新情報を知りたい、また、ご自身で情報発信したり、情報交換していきたい方は、Facebookコミュニティへ、
この記事をきっかけに、少しでも「株式会社Kanatta」に興味を持たれた方、活動してみたい方は是非チェックしてみてください。