講談社&みらいワークス主催のセミナーにKanatta代表取締役社長の井口が登壇!
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今回は、株式会社講談社と株式会社みらいワークス主催のビジネスセミナー「プロフェッショナルのアウトプット成功術」に参加させて頂きました。
さまざまな経歴や実績をもつ登壇者の方々と肩を並べ、弊社からは代表取締役社長の井口が登壇しました。
セミナーの様子を含めて、レポートしていこうと思います!
講談社・みらいワークス主催、女性限定のセミナーが実現
今回のセミナーはそもそも、どういった経緯で開催に至ったのでしょうか。
もとは講談社から、世界でも有数の投資家ジム・ロジャーズ氏の新刊『日本への警告 米中朝鮮半島の激変から人とお金の動きを見抜く』が刊行されたことがきっかけとなっています。
その中でジム・ロジャーズ氏は、日本が抱える最大の問題は人口減少であり、日本の未来のために、女性の社会進出が重要になると述べています。
はっきりと、女性が活躍しないと日本が衰退していくと警告しています。
そこで講談社とみらいワークス主催で、ジム・ロジャーズ氏から直接エールを受けた女性陣が集い、パネルディスカッション方式で発信していく場が実現しました。
世界的投資家ジム・ロジャーズ氏からエールを送られた女性陣が登壇
パネラーとして、さまざまな分野で活躍する女性5名が登壇しました。
簡単ではありますが、ご紹介させていただきます。(敬称略)
佐藤友香(さとう ゆか)
早稲田大学法学部卒業後、伊藤忠商事入社。総合職としてM&Aなどの事業投資業務に従事し、ロンドン駐在を経験。帰国後アナウンサーに転職。TBSニュースバードキャスターを経て、現在は日経CNBCキャスターとして経済・マーケット番組を担当。マクロ経済から株価まで国内外の識者にインタビュー。アメリカ人ジャーナリストをロールモデルに据えてから人生が変わった経験から外国人女性からロールモデルを探す「finding role model」提唱中。セント・フォース所属。
山下晴加(やました はるか)
慶應義塾大学法学部法律学科を卒業後、外資系投資銀行にて債券セールスとして勤務。その傍、女性のキャリア育成活動を行うべく、将来社会で活躍するリーダーを目指す女性向けコミュニティ「Girls’ Future」を運営している。女性へのキャリア教育の重要性を発信したいという思いから、大学四年時にミスワールドジャパン2017に出場し、グランプリを受賞。2019年6月にはG7公式付属会議であるY7(Youth 7) Summitに日本代表として派遣され、ジェンダーに関わる政策提言をG7首脳陣に提出した。
森下香枝(もりした かえ)
週刊朝日編集長。1970年生まれ。「週刊文春」記者を経て2004年、朝日新聞入社。東京社会部記者を経て「週刊朝日」記者、副編集長。2017年4月より「AERAdot.」編集長、2019年4月より現職。著書に『少年A この子を産んで・・・』 『退屈な殺人者』 (ともに文藝春秋刊)、『グリコ・森永事件「最終報告」真犯人』 (朝日新聞出版刊)など。
井口恵(いぐち めぐみ)
2010年 横浜国立大学経営学部卒業。同年、公認会計士として有限責任 あずさ監査法人に入所し、国際部で国内上場会社や外資系企業の監査を担当。2013年にはLVMHモエヘネシー・ルイヴィトン・ジャパンに転職。アナリストとして日本の市場分析やLVMHグループの財務戦略を行う。2016年に独立し、株式会社AIR(現・株式会社Kanatta)を創業。SDGsの取り組みの一つである「ジェンダー平等の実現に貢献する」ことを理念に、さまざまな分野での女性の活躍や社会進出を支援するコミュニティ「kanatta〜わたしの夢「かなえたい」から「かなった」に〜」の形成に尽力している。その代表格である、ドローンの魅力を社会に発信する女性チーム「ドローンジョプラス」は60名を突破。私の「かなえる」を見つける女子会コミュニティ「kanatta Salon」を運営。2019年8月に代表取締役に就任。
石井まゆみ(いしい まゆみ)
1981年三重県出身。現在、株式会社みらいワークス、株式会社SkyDriveの2社で広報を担当。2004年に津田塾大学を卒業後、日本航空の国内線予約センター、羽田空港で勤務。2012年英系富裕層向けコンシェルジュサービス企業・Ten Lifestyle Groupの日本法人立ち上げメンバーとして参画。その後、2014年アクセンチュア株式会社、2016年株式会社KPMGコンサルティングを経て、2016年10月にみらいワークスに入社。2019年10月より副業で株式会社SkyDriveの広報も担当する。
(PR TIMESより抜粋、当日の着席順に変更)
各々が信念をもってチャレンジし続けていることが印象的でした。
とにかくみなさん力強い!
参加者の方々も、真剣に聴き入っていました。
乗り越えた経験や、今に至るまでの出会いを語る。その原動力とは
モデレーターの小里さんの進行で、ディスカッションが盛り上がります。
今回は、Kanatta代表取締役社長である井口のコメントをピックアップしてお伝えします!
小里さん:各自、今のワーキングスタイルがうまくいっていると思いますが、なぜこうなったのか、なぜ今の自分があるのかお話しいただけますか?
井口:もともとは男性ばかりの監査法人におり、何気ない「女性はいてくれるだけでいいから」という言葉に違和感を感じていました。上司と飲んでいても、若くてチヤホヤされるのは今だけだぞと言われたこともあります(笑)。でも実際は男性の先輩よりも遅くまで働いていたし、忙しい時期は徹夜で仕事していたんですよね。女性の上司が、お子さんがいるのに夜中3時まで働いている姿を見て、転職を決めました。
転職先のLVMHは定時帰りでいわゆるワークライフバランスが整っている会社でした。そうしたら今度は逆に物足りなくなってしまいました。
もっと働きたいと思ったときに女性経営者の方と出会い、もしかしたら起業したら理想を手に入れられるかもしれないと思い始め、こうなりたいと決めて動いてきて、今のワーキングスタイルが実現したと思います。
小里さん:自分が逆境にいてチャレンジングなとき、直面したときに、どういうアウトプットをしていますか?また逆境におかれてるときにどうしていますか?
井口:正直起業をしてからは逆境しかないです(笑)
ただ、誰と一緒にいるかを意識していて、特にポジティブな人といるようにしたり、起業してからは起業している人と一緒にいるようにしています。会社員と経営者は考え方が違うので。
また、先輩の女性経営者に、女性が経営する上で大事なのは圧倒的にメンタルが強いことだと教えていただきました。女性はどうしても周期的なものがあるので、そういうアップダウンがあることは受け入れた上で、どうやったらモチベーション保てるかを考えています。
周りの力をたくさん借りていますね。
小里さん:最後に、キャリアに行き詰まったときに、どういうふうに抜け出して来ましたか?
井口:Kanattaを立ち上げたときには、代表取締役ではなく取締役でした。
会社を立ち上げて2期目に、当時の社長が妊娠し、新サービスリリースの前々日に出産されたんです。
そこで、それまでは裏方だった私が、前に出ざるを得なくなったんですよね(笑)
そこから自分がなぜ起業したのかを周りに発信していく中でいろいろな出会いが広がりました。
質疑応答に続き、最後にはジム・ロジャーズ氏からのメッセージもいただき会場の温度が上がり切っての終了でした。
まとめ
今回レポートをさせていただき、登壇されている方々はもちろんのこと参加している方々からも熱気を感じられ、終始圧倒されていました。
そしてジム・ロジャーズ氏からは、応援のメッセージをいただいています!
Jim Rogers: I love Japan, I love Japanese women, so I know you’ll do a spectacular job.
Harry: And any message for the 100 women that are coming for your seminar?
Jim Rogers: Yes! I hope we’ll all learn because the future will be much different from the present.
So let’s all learn and prosper.ジム・ロジャース氏:私は日本も日本の女性も大好きです。だから絶対にこのセミナーも成功すると確信しています。
小里氏:セミナーに参加される100名の女性に何かメッセージをいただけますか?
ジム・ロジャース氏:もちろん!私たちを待つ未来は現在とは全く違います。現在から多くのことを学び、共に繁栄しましょう。
力強くチャレンジしている女性がいる限り日本の未来は明るい!
そう思えるようなセミナーでした。
当セミナーにつき、井口もnoteに投稿していますので、こちらもぜひご覧ください。
https://note.com/igumegu_kanatta/n/n0f5df16980b5
ジム・ロジャーズ氏のエールを受け取った出会いから、セミナーが企画され、登壇するに至るまで、会の中にもありましたが縁の力を感じますね。
今回のパネラーの方々とは別のイベントを企画する予定だそう!
要チェックです!