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SDGsを「自分ごと」に〜立命館オンライン講座に学ぶ〜

INTERVIEW

こんにちは。ライターのあみんこです。
このたび、改めてSDGsについて学ぼう!ということで、立命館大学の方が開催されているオンライン講座を受講してきました。

▼SDGs表現論ープロジェクト・プラグマティズム・ジブンゴトー

オンラインとはいえ、大学で講義を受けているような懐かしい気持ちになりながら、SDGsについて色々学んできました!

 
講師としてメインでお話しされているのは、立命館大学教授の山中司先生。
立命館大学で実際に行われたイベントや、在学中からSDGsの活動に取組み卒業後に起業をされた立命館大学卒業生の方のお話もあり、「もし私が大学生の時にこんな講義があったら・・・」と思わず引き込まれてしまいました。

 
山中司先生が、こちらの講座への思いを書かれている記事がありますので、是非こちらもご覧ください。
・そのSDGsに魂はあるか?

講義はweek1〜4にわたりテーマが設けられ、各weekごとに6つのセクションに分かれており、セクションごとに受講できます。

 

 

まずやってみる時代へ

「この講義はSDGsについて詳しく紐解いて説明する内容ではなく、どのように取り組むのか、取り組むべきかについてお話しします」
というところから講義が始まります。

私がイメージしていたのはまさに前者だったので、「自分が取り組む」という大前提がSDGsにおいて1番大事なことだと、前提が貼り変わりました。

SDGsの項目別に国ごとの達成度ランキングがあるのをご存知でしょうか。

5番目の項目である「ジェンダー平等を実現しよう」において、
日本の達成度はなんと169カ国中、165位!
これはバリバリ活躍したいと思って働いている女性にとって他人ごとではないですよね。

 
知っている、学ぶで終わらせず、自分という軸からまずやってみること。
その為にSDGsの成り立ちや背景を知ること。
自分の興味関心をSDGsと関連させていくという視点がとても新鮮であり、衝撃でした。

 

SDGsはバックキャスティングからのチャレンジ

「理想の未来から考えて行動する=バックキャスティング 」
というゴールから逆算してまずやってみるというのは、日本人が苦手とする考え方だそうです。

確かに、学校でそういった考え方は教わってこなかったように思います。
立命館大学では、SDGsを自分ごとにする為、キャンパスを小さな地球と見立てた
「サスティナブルウィーク」というイベントを行っているそうです。

 

出典:立命館大学 Sustainable Week 2018 公式サイト
 

実現可能かどうかではなく、まずやってみて行動しながら考える。
答えが用意された問いに答えるだけではなく、まずチャレンジするということ。
私自身も日常の中でどれだけチャレンジできているかな、と考えさせられました。

 

自分のやりたいことをSDGsにつなげる

「やりたいことをやって、結果的にそれをSDGsにつなげる」
というのは、私のSDGsに対する捉え方とまったく反対の考え方でした。

私の前提は「SDGsの取組みって何ができる?」という発想だったからです。
「こうだからSDGsなんだ」という制限はなく、SDGsをきっかけに自分のやりたいことに取り組んでもいい。
難しく考えるのではなく、自由に、主体的に、全員が取り組む。

 
実生活に応用する為に大切なこととして、以下が挙げられていました。

  • 使い回す
  • 興味を持つ、教えてもらう
  • 能動的に関わる
  • 利他的になる(他人のために頑張る)
  • 専門を捨てる

難しいことはなく、シンプルに捉え方を変えるだけなんですね。

 

 

マイプロジェクトとして発信する

「自分のやりたいこと(マイプロジェクト)を社会と関連させて考える」
自分の中だけに留めておくのではなく、「みんなでやる」というのもSDGsにおいてとても大事な考え方なのだと学びました。
 

「みんなで」取り組むきっかけになるのが発信すること。
この発信こそが、「まずやってみる」において1番勇気のいるところだとも感じました。

インターネットやSNSの普及によって、個人でも簡単に情報発信ができる時代で、社会に大きく影響を与える可能性があることをみんな知っています。

まずは身近なところからでも、自分の考えをアウトプットしていくことから始めてみるのもいいかもしれません。

 

 

最後に

私自身エシカルに興味があり、ファッションやフード、サービスなどエシカル消費について色々と調べたり実践したりしています。
そして今回は、エシカル消費も項目の一つとして含まれるSDGsについて改めて学ぼう、と受講することを決めました。
 

受講前は、SDGsとは何なのか・どういった内容なのか、というSDGsを説明するような講義をイメージしていました。
しかし冒頭からその予想とは異なり、いかに自分ごととしてSDGsに取り組むのか、という実践的な内容でした。

 
本講義を受講後に感じたことは、「自分にもできることもっとある」ということです。
SDGsについて勉強し、より理解を深めることももちろん大事ですが、
この講義の題名にもあり、繰り返し言われていた「ジブンゴト」にすること。
自分が何をやるかより、「どうしたいのか」のほうが大事なんだということを学びました。

 

 

世界の目標として大きく掲げられたSDGs。私たち一人一人の取組みがあってこそ実現に近くんだということを、私自身マイプロジェクトの挑戦をもって発信していきたいと思います。

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