リユースで新しく!酒粕からジンを作り出す!?新しい和から洋のエシカル発想アルコール
酒粕からジンを作り出し、日本の復興へ
なぜ酒粕からお酒を作り出すと日本の復興になるのか?
日本酒造りに投入した酒米の重量に対し、30〜35%の酒粕が発生するとのこと!
その酒粕を廃棄するのに多額のお金がかかり、そこまでのコストを考えて日本酒は作られていると考えると、「廃棄物を減らしたい!」となるのは当たり前ですね。
共同発起人の1人である山本祐也氏は「酒かすに目を付けたのは、酒蔵が困っていたから」と話しています。
廃棄されている酒粕は、健康や美容にとっても良いのに勿体ない!
酒粕の成分で特に注目すべきは、胃で消化されないレジスタントプロテインと呼ばれるタンパク質と悪玉コレステロール値を下げる効果があること!
酒粕にタンパク質が多く含まれているなんて知っている人は少ないですよね!
エシカルなジンとは?
山本氏は「伝統産業をサステナブル(持続可能)にする仕事に興味があった」という。また、「循環経済を可能にする蒸留プラットフォーム」をモットーに日本酒造りの過程で廃棄されてきた酒粕を蒸留し、新時代のクラフトジンを発明。
エシカル・スピリッツ(蒸留酒)は廃棄されていた酒粕を価値のある商品に変え、酒蔵は酒粕の課題を解消できます。
資源の有効利用で利益を生み出す循環経済(サーキュラーエコノミー)が成立しますが、そこで終わらず、エシカル・スピリッツはジンの売上高の一部で農家から酒米を購入し、酒粕を提供した酒蔵に戻すサイクルになっています。
農家にも収入アップとなり、国内農業の支援にも貢献できる。日本酒の製造も含めると、コメという資源で“2次元・3次元”の価値を生み出しました。これこそサスティナブルな行動となり、日本への貢献欲がすごいことがわかります。
酒粕とジンの知らない関係
廃棄されている酒粕にもしっかりアルコールが含まれています。
エシカル・スピリッツは酒粕を蒸留してアルコールを取り出し、ジンのベースとなるスピリッツを造る。
ジンはスピリッツに香りを付けて世界観をつくりだす飲み物になります。
酒粕でスピリッツを造り、山本氏の独自性を生かしたレシピで香りを付けたようです。
酒粕の風味があり、出来上がったジンは『2次元の香り』とのこと。
廃棄されるはずだったものが2次元の香りをさせる洋酒に変わるなんて不思議で魅力的なお酒となりますね。
参考:エシカル・スピリッツ
オススメ酒粕リユースジン
テーマを「飲む香水」とし、至高のアロマを実現したフレーバード・ジン。
酒粕由来のベーススピリッツのまろやかさに複雑なボタニカルの香りが強くのった、芳醇なアロマを豊かに感じることのできるジンとなっています。
ボタニカル素材
そのラスト・ジンを1本飲むと、同量の「エシカルな」新米が酒粕を提供した日本酒蔵に届けられます。
美味しくお酒を楽しみながらサステナブルな社会創りに携われる行動が広がってきています。
アルコールが好きな人や、大切な人、ご両親へのプレゼントなどにもとてもオススメです。
オシャレでエシカルな行動をぜひ試してみてはいかがでしょうか。
参考:LAST GIN
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