秋のトレンドファッションにスローファッションを取り入れよう！
空気も涼しくなってきて、夏用の服から衣替えをする季節になってきましたね。
服も多くなってくると衣替えも一苦労・・・。
1枚で長く使える服があったらな、と思っていたところスローファッションという文化があることを知りました。
今回は、そのスローファッションについて紹介します。
スローファッションとは？
スローファッションとは、質や生産過程にこだわった服を長く愛着をもって使うファッションのことです。
短いサイクルで大量生産をするファストファッションと対極の考え方です。
エステーが2020年9月に実施した20歳～59歳の男女603名への「衣類への価値観に関する意識調査」によると、コロナ前に比べコロナ後は「長く着られるようなお気に入りの服を少しだけもちたい」と考える人が増え、「安くても服をたくさんもちたい」や「流行の服をそろえたい」と考える人は減少しているという結果が出ています。
このことから、コロナ前後で価値観の違いが生まれ、人々がスローファッションに関心を持ちはじめていることが数字にも出ていると言えます。
出典：エステー 衣類への価値観に関する意識調査 新型コロナウイルス感染拡大後、「スローファッション」志向が向上 新しいファッションの価値観は「お気に入りを長く」
なぜスローファッションが良いとされているのかというと、近年でファストファッションの問題点が表立(おもてだ)ってきたからです。
特に、コストを抑えた大量生産による低賃金労働やファッションロス(衣料品廃棄)などが問題であるとされており、良いものを長く使うスローファッションはこの問題の解決策の１つにもなります。
では、実際にスローファッションの服を選んでいくためにはどんなことを意識したら良いのでしょうか。
スローファッションの選ぷための３つのポイント
スローファッションを選ぶときは、３つのポイントを意識しておくと良いです。
1、エシカルファッションであること
エシカルファッションは、人にも環境にも優しいファッションと言われています。
例えばアップサイクルやリサイクル可能なもの、自然由来の素材を使っているものは、環境に優しいとされていますし、素材のこだわりとしては、麻（リネン）やオーガニックコットンなど自然由来のものを使っているのがおすすめです。
エシカルファッションを取り入れることにより、スローファッションにも繋がります。
2、手入れしやすいものであること
スローファッションで、長く使っていくためには、もちろん日々手入れをすることが大切です。
自然由来の素材は、良いものを1つ買うと長く使えるファッションとして活用しやすいですが、特に気にしてほしいのが洗濯です。
どのくらい含まれているかによっても変わりますが、例えば麻（リネン）は普通の洗濯をすると10%ほど縮んでしまう可能性があります。
そういったことを加味して大きめに作られているものが多いですが、何も気にせずに洗濯していると、気付かないうちに縮んでいた・・ということも。
長く使うためにも素材に合わせた洗濯表示をしっかりみて、洗濯機のコースが選べるものは「手洗いコース」や「ドライコース」など水流しが弱いコースで丁寧に洗ってあげるのがおすすめです。
3、サスティナブルも意識できるように
スローファッションを取り入れる上で、手入れが大切なのは分かるけど、時間がないし面倒だな・・と思う方もいるかもしれません。
そんな方は、最初はファッションレンタルサービスがおすすめです。
スローファッションの考え方にもある「良いものを長く使う」という価値観と、「新しいファッションも楽しみたい」という価値観の両方を取ることができるのがポイント。
自分が一度きてみて気に入らなかったものは返却することも出来ますし、気に入ったものをそのまま購入できる仕組みもあります。
またレンタルなので自分で手入れする必要もなく、ファッションロスが起こりにくいのでサスティナブルにも貢献することができます。
今秋トレンドに合わせたスローファッション５選
ここからは、秋トレンドに合わせたファッションアイテムを紹介します。
2021年秋のトレンドはこちらの2つと言われています。
・昨年のトレンドである、エレガント&フェミニンなムードを受け継ぎつつ、レトロ柄などのクラシカルスタイルを取り入れたコーディネート
・リモートワークやおうち時間が増えた影響による、着心地のよさを重要視したコーディネート
参考：秋コーデ2021年
それでは、どのようなアイテムがあるのか見ていきましょう！
セランダイン柄ロングスカート
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出典：ピープルツリー 公式アカウント (@peopletreejp)
秋カラーであるブラウンを基調にしたセランダイン柄で今秋のトレンドもおさえつつ、ロングスカートで大人っぽい印象のファッションに。
フェアトレードの専門ブランド「ピープルツリー」が作っており、生地には「テンセル™」リヨセル繊維100％のツイル地を使用しています。
テンセル™とは完全なリサイクルシステムのもとで持続可能な原料でつくられるエコな繊維なので、スローファッションにも最適な素材です。
参考：ピープルツリー 公式アカウント (@peopletreejp)
前後麻チュニック
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出典：BEARDSLEY(ビアズリー) (@beardsley.pr)
麻素材のコーデで着心地の良さでも◎
ズボンスタイルにもスカートスタイルにも合わせやすいです。
前後で着ることで違う印象のファッションを楽しむことができます。
1つもっていると長く使える1枚になりそうですね。
メリノウールニット
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出典：Enter the E_スローファッション (@enter_the_e)
Enter the Eから出されている秋ニットです。
すっきりとした形とトレンドカラーの鮮やかなグリーンの色合いで秋を感じさせてくれます。
Enter the Eはスローファッションも提唱しているため、スローファッションを楽しみたい人にとっては押さえておきたいブランドです。
ニット生地に使われているメリノウールは最も寒さに強い羊の1つで、超軽量で柔らかく、体を暖かく保ち、体のエネルギー効率を高めてくれます。
ちなみに、Enter the Eの製品は、エシカルの観点で、地元バルセロナの雇用を促進するためにバルセロナで製造されており、原材料の製造も縫製も地産で行うことでエネルギーの排出量を抑えるのに役立てています。
エアースムースシャツ
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出典：KAPOK KNOT (@kapok_knot_jp)
KAPOK KNOTから出されている2021年秋の新商品です！
昼と夜の寒暖差が大きい秋口にはすぐに羽織れるシャツを1枚もっておくと◎
インドネシアの農園で生産されているカポックとリサイクルポリエステルを交織した生地で製造されており、自然由来の原料から作られています。
また、「薄くて軽くて暖かい」にこだわっているので持ち運びもしやすく、リバーシブルでその日のコーデに合わせたカラーを選べるのも使いやすいですね。
以前にkanatta libraryでも、KAPOK KNOT（カポックノット）について紹介しています！
まとめ
秋のファッションは、天気や気温に合わせて変えられるものが良いですね。
スローファッションに適した素材のものを選ぶことによって、春先にも使えるアイテムになりそうですね。
スローファッションを取り入れた秋コーデを楽しんでみてはいかがでしょうか？
SDGs、エシカルについて、まずは知ることから始めたい方は、このkanatta libraryを、
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