旬のオーガニック野菜の魅力と本当の楽しみ方
こんにちは。
最近よく目にするようになった『オーガニック』。オーガニック商品は世の中にたくさん種類がありますが、その中でも今回は野菜について注目してみました。ただ「オーガニック」だけでなく、「旬のオーガニック野菜」について紹介します。
オーガニック野菜の魅力
そもそもどんな野菜を「オーガニック野菜」と呼ぶのでしょう?2年以上農薬や化学肥料が使用されていない土で採れた野菜のことを「オーガニック野菜」といいます。また、正式にオーガニックと認められるには、「有機JAS認証」を取得する必要があります。
オーガニック野菜を買う時に「有機JASマーク」を探してみるとわかりやすいですね。
オーガニック野菜の魅力について3点紹介します。
■安全性が高い
農薬や化学肥料を使用していないので安全性が高いです。また、遺伝子組み換えも行なっていないため、安全性が保証されるといえるでしょう。
■地球環境の保護
様々な農薬や農法を使い野菜が栽培されています。しかしその影響で土地環境が破壊されています。昔と今の土地でできる野菜を比べると、大きく栄養素も少なくなっています。
しかし有機栽培では農薬や化学肥料を使用していません。そんな取り組みから土地を守り、環境を守れるのです。
■高い栄養価と美味しさ
オーガニック野菜は自然本来の力で育っているので、栄養価が高いというデータがあります。
また、オーガニック野菜は他の野菜より味も濃く、うまみ成分も多く含まれているので美味しいです。
季節の野菜・旬の野菜は成分が違う
「季節の野菜」「旬の野菜」というのは良く耳にすると思います。
しかし「実際に何が違うかわからない」という方も多いのではないでしょうか。
栄養価に違いがあるといっても、どれだけの違いがあるのか私自身もわかっていませんでした。
調べてみると、旬の野菜は他の野菜と比べて栄養価が大きく違うことがわかりました。
栄養価の違いは野菜の種類によっても様々です。
夏野菜のトマトを例にあげると、旬でない時期のトマトに比べ、β-カロテンが約2倍含まれているとうデータもあります。
冬野菜のほうれん草では、旬ではない時期のほうれん草に比べ、ビタミンCが約3~4倍含まれているというデータもあります。
文部科学省でも、夏に採取したものと冬に採取した野菜で栄養価の成分表をわけています。つまり旬かそうでないかで、それだけ栄養価に違いがあるということを物語っています。
参考:文部科学省HP
春の旬の野菜とは
早速この時期の旬の野菜を紹介します。3〜5月くらいで旬をむかえる野菜です。
・カリフラワー(12〜3月)
・小松菜(12〜3月)
・いちご(2〜4月)
・ニラ(2〜4月)
・セロリ(3〜4月)
・じゃがいも(2〜5月)
・レタス(3〜5月)
・玉ねぎ(4〜5月)
・かぶ(4〜5月)
・きゃべつ(4〜5月)
・アスパラガス(3〜6月)
今の時期は上記の野菜が特に食べ頃です。上記では一般的に手に入れやすい野菜を紹介しましたが、他にもたくさん旬をむかえる野菜があるので、興味のある方は是非調べてみてください。
オーガニック野菜本来の味を楽しむ2つの方法
オーガニック野菜は化学の力に頼らず、自然の力で育った野菜です。その野菜本来の味を楽しんでいただきたいので、オーガニック野菜を楽しむおすすめの食べ方を2つご紹介します。
■生で食べる
思い切って、生のまま野菜をかじってみてください。できるなら皮の上からそのまま食べると栄養価がとても高いのでおすすめです。
オーガニック野菜は味が濃く、噛めば噛むほど自然の甘みやうまみを感じることができます。
■蒸し野菜にする
蒸し野菜は生とは全く違った味わいが楽しめます。蒸気で野菜が柔らかくなって食べやすくなり、野菜の甘みとうまみをより堪能しやすくなります。
茹でてしまうと栄養素が溶け出してしまうため、「蒸す」ことをおすすめします。
とてもシンプルで簡単な調理方法ですが、本来の野菜の味そのものを楽しめる方法のひとつです。
最後に
これから「オーガニック野菜」と「旬の野菜」の2つのポイントを意識しながら野菜を選んでみてはいかがでしょうか。自然本来の味を楽しみ、シンプルな調理をすることで、本来の野菜の栄養や美味しさが楽しめます。
この機会に是非、オーガニック野菜を手にとってみてください。
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