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あのブランドも取り組む「アップサイクル」の注目アイテムを紹介!

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あのブランドも取り組んでいる!「アップサイクル」とは?

先日、アメリカから帰国した友人のお家に遊びに行った時のこと。

木製のダイニングテーブルがとても素敵だったので聞いたところ、なんとテーブルの天板は

 

小学校の廊下の床をアップサイクルしたもの

 

だったのです。

驚いたと同時に「アップサイクル」という言葉に興味を持つきっかけになりました。

 

私の様に「アップサイクルって何だろう」と思った方は多いのではないでしょうか。

ということで、今回は「アップサイクル」について調べてみました。

 

アップサイクルとは?リサイクルとの違いは◯◯!

アップサイクルとはどんな意味なのでしょう。簡単にまとめると、

 

ゴミ箱行き確定だった廃材を、新しいアイディアで別の商品に生まれ変わらせること。

 

小学校の廊下が素敵なダイニングテーブルに変身するように、アイディアひとつで廃材が宝物にアップグレードする(価値を上げる)ことを指します。

よく似た言葉で「リサイクル」や「リユース」という言葉もありますが、それぞれ意味は異なります。

 

◆リユース(Reuse)

再利用。何度も使うこと。

メルカリやフリーマーケットなどで誰かが不要になったものを再度購入して使うこと。

ガラス瓶などは何度でも再利用出来るため、学校給食の牛乳瓶などもリユースに当たりますね。

 

 

◆リサイクル(Recycle)

再生使用。再資源化。

使い終わったペットボトルや古紙などを一度「資源」に戻してから新しい製品を作ること。

もともとはペットボトルだった、というワイシャツなどたまに見かけますよね。

 

 

アップサイクルのメリット

先ほどはアップサイクルとリサイクル、リユースの違いについて触れましたが、それではアップサイクルにはどんなメリットがあるのでしょうか。

 

◆地球にやさしい

ペットボトルなどの素材を一度「原料」に戻す必要があるリサイクルは

●工場を作るために莫大なコストがかかる

●ペットボトルを輸送するトラックがCO2を輩出

●原料を溶かすためにもエネルギーが必要

などのデメリットがあります。

 

その点、アップサイクルは素材をそのまま生かした状態で、違う製品へと生まれ変わらせる事ができるので「地球にやさしい」と言えます。

 

 

◆長く使える

使わなくなった家電を誰かに買ってもらい、次の誰かが再度使い始めるというリユースは、製品の寿命がそもそも長くありません。

ただし、アップサイクルはもとの素材を生かした状態で「新しい」ものへと生まれ変わっているため製品としての寿命が長いのです。

 

どんなものがあるの?アップサイクルされた製品を紹介!

では、実際にアップサイクルされたものを見てみましょう。

今回は、厳選して6つ紹介します。

 

◆インテリア

吉祥寺のハモニカ横町にある焼き鳥屋「てっちゃん」の内装には、アクリルをリサイクルした「アクリル団子」がテーブルや椅子の素材として用いられています。

 

このお店、以前に行ったことがあり「随分と面白いガラスのテーブルだな」と印象に残っていたのですが、まさかアップサイクルされたアクリルだとは!驚きです。

 

出典:Tetchan — てっちゃん | Architecture | Kengo Kuma and Associates

 

◆日用品

出だしに書いたように、学校で使われていたものがオシャレな家具や日用品に変身することがあります。

「upcycle interior」には学校の椅子の背板をハンガーにしたものや、木琴(もっきん)を栓抜きに変身させたものなどがあります。

 

出典:After school hanger(学校椅子×ハンガー) | upcycleshop

 

出典:Pon(木琴×ワインオープナー) | upcycleshop

 

懐かしさもあるからでしょうか、どこか温かみを感じます。

 

◆食品

おいしさは変わらないのに、少し曲がっている、色が悪いといった理由で廃棄されていく食材があります。

「FARM CANNING」では、それら規格外の野菜をソースや瓶詰にして販売をしています。

無農薬、有機栽培、自然栽培など無添加で作られている野菜なので、健康にも地球にも優しいですね。

 

出典:FARM CANNING SHOP  |  野菜の万能ソース 3本セット

 

◆アクセサリー

海で回収された海洋プラスチックをアクセサリーへ変身させ、売上の一部を海洋ゴミの調査や環境保全団体に寄付する、今注目のブランド「カエルデザインwithリハス」

 

こちらのイヤリングなど、数多くのアクセサリーを作成・販売しています。

 

出典:カエルデザインwithリハス

 

デザイナーチーム「カエルデザイン」とリハビリ型就労スペース「リハス」を利用する様々な障がいを持つ人たちがパートナーシップを組み、ひとつひとつのアクセサリーを製作しています。アクセサリーの製作工程がとても興味深いので是非アクセスしてみて下さい。

参考:ABOUT US | カエルデザインwithリハス

 

◆バッグ・ポーチ

ヴィンテージスカーフをバッグやポーチにアップサイクルさせている「Rema-K(リメーケイ)」。

ハンドメイドでリメイクされているため、すべてのアイテムが世界にひとつだけ!

「1点もの」のアイテムは高価なイメージがありますが、お値段がなんと2900円~から。リーズナブルな点も嬉しいですね。

 

出典:rema-k

 

◆洋服

「BEAMS COUTURE(ビームス クチュール)」は、日本を代表するセレクトショップBEAMS(ビームス)が立ち上げたアップサイクルブランドです。

同社が倉庫に抱えていた不良在庫を丁寧な手作業によってリメイクし「個性豊かな一点物」として蘇らせています。

ファストファッションの時代に手作業のあたたかさを感じられる唯一無二の洋服に出会えます。

 

出典:BEAMS COUTURE(ビームス クチュール)|Official Website

 

最後に

小さい頃、転んでお気に入りの長ズボンを破ってしまい、母がその破れた膝部分にクマのアップリケを縫ってくれたことがありました。

また履けるという嬉しさに、かわいいアップリケもプラスされて、飛び上がって喜んだことを覚えています。

 

ゴミ箱行きの「不要品」にアイディアという魔法をかけて「宝物」に変身させる。

 

 

それがアップサイクルなのだと、今回の記事を書いて思いました。

使えないものをすぐに捨てるのではなく、どうやったら新しい宝物に変身させられるか、私自身考えて行きます。

 

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