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実際に体験してみて感じた、おすすめエシカルファッションブランド3選

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ニュースやブランド発表でよく聞くエシカルファッションとは?

こんにちは!おしゃれ大好きあみんこです。
最近、色々な場面でよく「エシカル」という言葉を耳にすることがあります。

直訳すると「倫理的な、道徳上の」という意味で、
エシカルファッションとは人や環境に配慮したファッションということです。
「なんとなく聞いたことはあるけど、実際にはどういったものなの?」
という人が多いかもしれません。

具体的には、環境問題、労働問題、社会問題に配慮したうえで素材の選定・購入を行い、
生産や販売をしていくファッションのことです。
「人や環境にやさしいファッション」と言ってもいいかもしれませんね。

エシカルファッションを知る上で覚えておきたい “3つのキーワード”

エシカルファッションと繋がりがあるキーワードとして、
1.オーガニックコットン
2.フェアトレード
3.サスティナビリティ

があります。
「聞いたことある!」という人も多いはず。

 

1.オーガニックコットン

エシカルファッションを語る上で、はずせないのが素材です。

本来、オーガニックは化学肥料や農薬を使わない作物を指しますが、化学薬品の使用を最小限に抑えて生産されたオーガニックコットンは、見た目は一般的なコットンと変わらなくても、環境と人体に与える影響が大きく異なります。

地球を化学物質で汚染せず、なおかつ労働者の農薬被害も防げるオーガニックコットンは、まさにエシカルな素材です。

 

 

 2.フェアトレード

「公正な取引」を意味するフェアトレードも、エシカルファッションにおいて重要なキーワード。

途上国で生産された原料や製品を適正な価格で継続的に取引し、生産者の生活水準の改善や経済的自立を支える仕組みのことです。

フェアトレードの商品を購入することが、途上国の人たちの生活向上や安定した収入につながるので、ショッピングを通じて私たち消費者も社会貢献できるのが嬉しいですね。

 

 

3.サスティナビリティ

「持続可能性」という意味の言葉。
エシカルファッションとの関連では、

  • 環境を破壊せず未来の世代へ引き継ぐこと
  • 生産に携わる労働者が一方的に搾取されず、公平な雇用形態を継続すること

などを意味します。
また、「どのくらい長く着る?」「着なくなったら、寄付やリサイクルできる?」と
将来のことを考えて購入することが、サステナビリティなファッションにつながります。

 

なぜエシカルファッションが注目されているのか

「エシカルファッション」は、近年ファッション業界のトレンド・キーワードとなっていますが、
実は単なる流行ではありません。
エシカルファッションが注目されるようになったきっかけは、
2013年にバングラデシュで起きた
「ラナ・プラザ崩壊事故」だとされています。

 

バングラデシュの「ラナ・プラザ」というビルが崩壊し、
死者1134人・負傷者2500人以上にものぼった重大な事故です。
当時、このビルには欧米のファストファッションを支える縫製工場が入っており、
犠牲となった人の多くは、
安い賃金で過酷な労働を強いられていた従業員だったといわれています。

 

この悲劇をきっかけに、世界中でファッションの大量生産・大量消費による歪みが問題視されるようになりました。
大手のファッションメーカーが次々と改善に取り組みはじめ、このような悲劇を再び繰り返すことのないようにと、
業界全体にエシカルファッションへの潮流が生まれることとなったのです。

エシカルファッションの具体的な取り組みには、

  • 適切な待遇・労働環境での生産
  • リサイクルできる商品など、地球に優しい素材の使用

商品を購入することで、現地の生産者や発展途上国の人たちの支援ができることなどがあります。
ファッション業界でさまざまな取り組みがされているなか、1番大事なのは、私たち消費者の意識です。

「安ければいい」
「おしゃれならいい」
「お金を払って購入すれば終わり」

という消費ではなく、自分が商品を購入することで人や地球に良い影響を与えられるのがエシカルなファッションです。
上質な商品が手に入り、人や地球を救うこともできます。

有名人やデザイナー・有名ブランドなどのセレブ達なども精力的にエシカルファッションの波に乗り出したことで、
最近はとても身近な存在になってきました。

もちろん、私たちも手軽に取り入れることができるエシカルファッション!
次の章では国内のオススメエシカルブランドをご紹介していきますね。

 

国内でオススメのブランド

エシカルに取り組んでいるブランドは国内外で数え切れないほど。
その中でも、私たちがオススメしたい国内ブランドは以下の3つです。

1.CASA FLINE(カーサフライン)


出典:CASA FLINE(カーサフライン)公式通販サイト

 

環境負荷がより少ない素材 、天然素材・エコ化学繊維などを積極的に取り入れているのが特徴。
地域産業・産地を活性化させ、雇用や技術の伝承へとつなげています。
余剰素材(プリント生地等)を使い 、新たな商品を作り「ゴミゼロ」を目指していて、
在庫商品はリメイクなどを施し、再販につなげる取り組みも。

 

・CASA FLINE(カーサフライン)公式サイトはこちら

 

2.Ayuwa(アユワ)


出典: Ayuwa Online Shop

 

「ポケット付きのワンピースが欲しい!」
「洗える素材のジャケットが欲しい!」
などといった、日々を忙しく過ごす女性の「欲しかった」を叶える、すてきなブランドです。
1アイテムの販売につき、500円を子ども支援活動団体に寄付されるチャリティプログラムが展開されています。
また、国内産業活性化のために、生地・縫製ともに日本製・国内生産してるのが特徴。

 

・Ayuwa(アユワ)の公式サイトはこちら

 

3.ashuhari(アシュハリ)


出典: ashuhari online shop

 

「オトナの女性に響く自然体で飾らない日常に溶け込む服。」
を基本コンセプトとして、持続性可能な素材を中心に使用しているのが特徴。
天然染めなど、職人の技を駆使して丁寧に作られたアイテムが揃っています。
長く大切に着られる服が欲しいという人にとてもオススメです。

 

ashuhari(アシュハリ)の公式サイトはこちら

 

ファッションを楽しみながら持続可能な社会に貢献していく

おしゃれなアイテムが簡単に安く手に入るのは私たち消費者にとって嬉しいことです。

そういった大量生産・大量消費の裏にある問題を知り、意識を変えることがエシカルファッションの入口なのかもしれません。

世界がさまざまな課題に直面しているなか、エシカルファッションは私たち一人ひとりが、
そうした課題を解決するために、今すぐできることの一つです。

「おしゃれしながら、地球にもよい影響を与える」
みんながハッピーになれるエシカルファッション、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか?

 

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