「都市型コンポスト」とは?家庭の生ごみゼロへ
家庭の生ゴミはどれくらい出てるの?
現在、日本の家庭からは年間約1000万トン(日本で一年間に食べている米と同じ量)の生ごみが出ていると言われています。
昔は、生ゴミを畑の肥料にしたり、家畜のエサにして、再利用する方法がありました。
しかし、今はそのような家庭の方が少なく、生ゴミは燃えるゴミとして捨てる人がほとんどなのではないでしょうか。
生ゴミを減らす努力は出来ても、再利用をすることは難しいですよね。
そこで今注目されているのが「コンポスト」です。
コンポストとは・・・
「堆肥(compost)」と「堆肥をつくる容器(composter)」のことです。
家庭からでる生ゴミや落ち葉、下水汚泥などの有機物を、微生物の働きを活用して発酵・分解させ、栄養素にします。
コンポストを使えば、家庭の生ゴミを自然の土に返すことが出来るのです。
また、栄養素が多く含まれるので、食物を育てる際の肥料としても役立ちます。
参考:コンポストとは?
自宅でも手軽にできる「都市型コンポスト」って?
コンポストは土壌を作るのに、通常3か月〜半年ほどかかります。
もちろん時間をかけて作っていくことも出来ますが、手軽に始めてみたい!という人には、2〜3か月ほどで、アパートやマンションでもできる「都市型コンポスト」がおすすめです。
その中でおすすめしたいのが、ローカルフードサイクリング株式会社が出している「LFCコンポスト」です。
出典:LFCコンポストセット
利用方法は簡単です。
まずは、専用紙袋にコンポスト基土をセットします。
あとは、1日約300gの生ゴミを入れ、かるく混ぜてベランダなどに置いておくだけ。これを2か月間繰り返し、その後3週間、熟成させます。
トータル3か月で堆肥の出来上がりです。
ちなみに、生ゴミなのでニオイが心配と思う方もいるかもしれませんが、このLFCコンポストは特別仕様のファスナーを使っているので、ニオイも防ぎながら活用することが出来ます。
都市型コンポストを使ってエシカルでサスティナブルに!
コンポストを活用することで、様々なメリットもあります。
これからの夏の季節は特に生ゴミの処理に気をつかいますよね。
ニオイが出ないように袋を二重三重にしてこまめにゴミ出しをして・・・。
しかし、このコンポストを使うことにより、無駄なゴミ袋の消費がなくなります。
必然的に毎日のゴミが減るので、ゴミ袋の消費量も減ります。
最近ではレジ袋も有料となり、ゴミ袋は買って手に入れるのが当たり前になってくる時代がくるかもしれません。
コンポストを活用することでエシカルに貢献でき、自分自身の節約にもつながります。
また、環境の自然循環について、体験から学ぶことが出来ます。
食物の分解作用で堆肥になっていく過程を見ながら、どのように食物が自然にかえっていくのか子どもと一緒に体験してみてもいいかもしれませんね。
さらに、コンポストで出来た堆肥で家庭菜園をすることで、食べ物を大事にしようという気持ちや、環境に配慮しようという気持ちが生まれます。
まとめ
コロナの時期を経て、自宅で料理をすることも増えたのではないでしょうか?
その分、家庭から出る生ゴミも増えている人もいるかもしれません。
このコンポストが手軽にできるエシカル消費の第一歩になるかもしれません。
また、次世代を作っていく子どもたちにも、エシカルやサスティナブルについて伝えていきたいですね。
都市型コンポストを活用して、
エシカルでサスティナブルな未来へ貢献への第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか?
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