世界中の女性がもっと輝けるために(ジョイセフ小野美智代さん)

インタビュー
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SDGs〜世界の妊産婦の命を守りたい


出典元:https://www.joicfp.or.jp/jpn/

小野美智代さんとは

株式会社Kanatta代表取締役社長の井口恵です。
今回は、私がいつもお世話になっており、大尊敬している国際協力NGOジョイセフの小野美智代さんについて、ご紹介したいと思います。

 

小野美智代さんのプロフィール
前職の立教大学では、ジェンダーフォーラムの設立と事務局運営に従事。
カンボジアで友人を亡くしたことを機に、世界の様々な格差や途上国の女性の課題解決に関心を抱き、2003年にジョイセフに転職。広報グループ長を経て現在に至る。
2011年の東日本大震災以降は、被災地での活動を通して日本の根深い男女格差や災害支援におけるジェンダーの視点の欠如を目の当たりにする。
世界の潮流に取り残されないよう、日本のジェンダーやセクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツの意識向上をすべく国内で「I LADY.」を始動。
日本を含めた世界中すべての女性が健康で、自分の人生を自分で決められる社会を目指して、様々な業種の法人・アクティビスト・メディアと連携し情報発信に力を入れている。

静岡県出身・在住。静岡県立大学非常勤講師。プライベートでは娘2人と夫(別姓を望んで事実婚)の4人家族。地元・三島市を拠点に女性の健幸美支援団体 「HiPs」 を発足。この活動からジョイセフが主催する国際女性デー・チャリティーイベント「ホワイトリボンラン」が誕生した。
まさに、株式会社Kanattaがミッションに掲げている「ジェンダー平等の実現」に長年取り組まれてきた小野さん。
小野さんには今年1月に行なった弊社のプレス向けイベントにご登壇いただき、その経験豊富さと仕事に対するパワフルな姿勢は、プレスの方からも大絶賛の嵐でした!

当日のイベントレポートはこちら。

 

ジョイセフで働くキッカケ

もともと大学でジェンダーを専攻されていた小野さんですが、ジョイセフで働かれたのは、プロフィールにも記載のとおり、カンボジアの都市プノンペンで出会った21歳の女の子との出会いがきっかけでした。お互い片言の英語で会話をしていくうちに意気投合。仲良くなって家に泊まらせてもらったりして、「また遊びにくるね!」と約束して2年後に再渡航すると、彼女は亡くなっていたのです。

その原因は「出産」でした。出産で命を落としてしまうなんて…ショックを隠しきれず、周りの人になぜ亡くなってしまったのか聞いてまわったところ、それがカンボジアでは決して珍しいことではないという事実を知り、さらにショックを受けました。

当時カンボジアでは、多くの女性が医療従事者の付き添いなく自宅で出産していたのです。それ以来、「世の中の不公平をなくしたい!」と強く思うようになり、ジョイセフに転職。途上国の女性の支援活動に取り組まれています。

参考資料
http://ilady.world/column/vol1.html

 

ジョイセフの活動、I LADY.


出典元:https://www.joicfp.or.jp/jpn/
妊娠や出産が原因で命を落とす女性は、1日に約800人という現実を、皆さんはご存知ですか?

その99%が途上国の女性です。さらに世界の10代の女の子の最大の死因が妊娠や出産でもあります。

そこでジョイセフは、「セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツ」という分野において50年以上開発途上国の女性を支援する活動をしています。たとえば若い女性たちに妊娠や出産にまつわる知識を伝える人材育成や、妊産婦さん向けの保健施設を建てるなどの支援もしています。

最近話題のSDGsの前身であるMDGsのころから女性の健康、ジェンダーの問題に取り組まれているジョイセフ。2017年には第一回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞されています。

2011年の東日本大震災をきっかけに日本でも取り組みを始めています。

2016年に小野さんが始動した
「I LADY. (=Love, Act, Decide Yourself)プロジェクト」は、
まずは日本の若い女性、男性たちに、自分の性や体に関するトピックについて、自分たちで考えながらライフスキルを身につけていく機会を提供しています。

日本の一人ひとりの意識が変わり、アクションを起こすことで、日本の根深いジェンダー格差の課題の解決に繋がり、そうすることで世界の課題、SDGsの達成にも寄与しようという仕組み。
世界中のすべての女性が内面から健康的に輝けることを目指します。

参考資料
http://ilady.world/column/vol1.html

プライベートも仕事も両方楽しむ

小野さんは現在、二人のお子さんの育児をしながら、地元の三島で暮らしつつ、都内での仕事の際には新幹線通勤されています。子育てもしながら働きたいと思う女性にとっては、理想的な女性像なのではないでしょうか。


出典元:https://www.city.mishima.shizuoka.jp/cp2/mishima-list/02.html
そんな小野さんが1月の弊社のプレス向けイベントでお話ししてくださったことで私自身とても印象的だった言葉があります。

「サステイナブルではないんですよ。楽しくないということは。」

確かに小野さんを見ていて感じることは、仕事もプライベートも全力で楽しんでいらっしゃるということ。さらにはそんな小野さんの姿を見て育ったお嬢さんが「私も早く大人になりたい」と仰ったエピソードがとても素敵だなと感じました。

働く女性の中には、家庭と仕事の両立に不安を抱く方も多いのではないでしょうか。まさにその両立を完璧にこなしていらっしゃるように見える小野さんですが、ご本人からは意外なお話が。

「基本的に私は両立はできない派。でも仕事がだめなときに子どもからパワーをもらうこともあるし、その逆も然り。両方あるからこその私らしさだと考えています。」

この両立しなくてもよいという考え方は、私自身とても勇気をもらえる言葉でした!弊社のイベントにいらっしゃっていたママの中にも、この言葉に救われたという方が多数いらっしゃいました。

 

まとめ

小野さんのジョイセフでの活動や、プライベートのお話を知れば知るほど、私も何かしら発展途上国や日本の女性の力になりたいと感じました。

そしてそんな小野さんの言葉をより多くの方に届けたい!ということで、3/14開催の「自分と社会の未来を考えるマジメなエシカル女子会」kanatta salonにはゲスト講師として小野さんにお越しいただきます!

最近コロナウィルスの影響で様々なイベントの延期・中止が発表されていますが、楽しみにしていただいているみなさんの期待に添えるよう、今回は当日の対談の様子を後日kanattaのyoutube channelにで動画配信いたします。

動画にてお楽しみになりたい方は、ぜひチャンネル登録をお願いします!
Kanatta Officialチャンネル


そしてジョイセフでは3月8日の国際女性デーを記念した取り組みが目白押しです。

「どこでも誰でもバーチャルラン & #ホワイトリボンチャレンジ」開催!
https://www.wrun.jp/2020/archives/4124

3月8日は国際女性デー「GIRL meets GIRLプロジェクト」発5種の新チャリティーピンキーリング、登場。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000042.000017711.html

私も個人として、そしてKanattaとして、自分のできることから貢献していきます!

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