ワンヘルスで守ろう、私の大切なもの
ワンヘルスってなに?
みなさん、「ワンヘルス」という言葉をご存知ですか?
「ワンヘルス」とは、「人」「動物」「生態系(自然)」の健康をひとつと捉え、それぞれがバランスよく健全にあるべきという考え方です。
人が健康であるためには、感染症の発生原因となる自然破壊を止めて、人や動物が生きている生態系を健全に保つ必要があるという視点です。
動物や自然を大切にすることが感染症を防ぐことにつながるなんて、私自身新しい発見でした。
kanatta libraryは、WWFによる「#ワンヘルスで守ろう、私の大切なもの。」という取り組みに賛同し、できるだけ多くの方にこのキャンペーンについて知ってもらいたいと思っています。
WWFについて
「#ワンヘルスで守ろう、私の大切なもの。」というキャンペーンを行っているWWFとは、世界自然保護基金(World Wide Fund for Nature)といって、自然環境保護を行っている国際NGO団体です。ジャイアントパンダのマークを見たことがあるという方も多いのではないでしょうか。
WWFは「人類が自然と調和して生きられる未来」を理想とし、自然の中に人間が存在するという自然観を取り入れながら様々な問題に取り組まれています。
参考:WWFジャパン
なんとその活動の幅は世界100カ国以上!すごい!
私自身、WWFの存在は以前から知っていましたが、活動内容についてはざっくりとしか知りませんでした。
環境問題や自然保護というワードはどこか自分ごとではなく、遠い国で起きているような感覚になっていた気がします。
まずは知ることから始め、自分の中でこれらのテーマに対する意識改革が必要だなと感じました。
参考:公益財団法人 世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)
ワンヘルスへの取り組み
毎日ニュースで新型コロナウイルスの話題が取り上げられていますが、過去100年に人への感染が確認されたウイルスはなんと約200種類にのぼるそうです。
「そんなに?!」と驚いてしまいますが、特にここ50年では今までにない、新しいウイルスが急増していることをご存知ですか?目に見えない分、恐怖も倍増ですよね・・
様々な研究が進む中、新型コロナウイルスは「動物由来感染症」と考えられているそうです。
大規模な森林破壊が急に進んだことや、感染症を媒介するリスクのある野生生物の取引が行われていることが主な原因です。
今後、新型コロナウイルスのようなパンデミックはまた起こる可能性が十分にあります。
そんな現状を一人でも多くの人に知ってもらうため、WWFでは保健、家畜、環境分野の専門家が集まってワンヘルスという考え方について様々な情報を発信するシンポジウムを2021年2月13日に開催します。オンラインでの開催になるので、ぜひ興味のある方は参加してみてはいかがでしょうか?
参考:【オンライン開催】人と動物、生態系の健康はひとつ ワンヘルスシンポジウム ~ポストコロナ時代の感染症と生物多様性 保全~
わたしたちにできること
このワンヘルスの考え方を知り「まずは自分ができることはなんだろう?」と考えました。
いきなり生活や行動を180度変えることは難しいけれど、ゴミをきちんと分別するという小さな目標や、エコやサスティナブルについて学び、日常の中で友達との会話で話題にあげてみることも大切な行動なのではないでしょうか。
まずは一人でも多くの人がワンヘルスの考え方を理解し、それを伝えていけるようになるためにも、ぜひキャンペーンに賛同してみてはいかがでしょうか?
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